「おすすめの投資型クラウドファンディング事業者を教えて下さい」私の実際の出資状況にもとづき、お答え致します。

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まさに、投資型クラウドファンディング戦国時代。

よくいえば、群雄割拠、とでも言いましょうか…。
投資型のクラウドファンディングを事業として取り扱う会社、本当に、増えました。
なんだかどこかで聞いたことのあるような会社の名前もあるし、
はたまた、初めて目にする名前もあるし。

たくさんある投資型クラウドファンディング事業者のうち、どこから、口座開設をするか。

実際、私も、最初は結構、悩みました。
よくわからんところに口座を開いて、なんか騙されるようなことになっても嫌だし、
一応、大切な個人情報を提供するわけですから、
ちゃんとした会社であってほしいし。

でも、情報は基本的にネットだけ。
あーどうしたらいいんだーと。
その気持ち、よくわかります。

投資型クラウドファンディング事業者選びは慎重に。

ましてや、2018年7月には、
大手の投資型クラウドファンディング事業者、maneoに対し、虚偽表示、及び管理上の不行き届きがあったとして、関東財務局から、業務改善命令が出される、というニュースもありました。

そのときの金融庁の公開資料がこちらです。


引用元:金融庁ホームページより引用。https://www.fsa.go.jp/news/30/shouken/20180713.html

時勢や、規制緩和の流れに乗り、
引き続き、急拡大を続ける、投資型クラウドファンディング市場ではありますが、
「数ある投資型クラウドファンディング事業者の中で、どのクラウドファンディング業者と付き合っていくのか」
という点において、
わたしたち個人投資家に、今まで以上に、厳しい選球眼が求められています。

高い金利や、表面的な業界シェアだけにとらわれるのではなく、
情報開示姿勢や、コンプライアンスに係る取り組み、社内の管理態勢の充実度など、
様々な視点で、各投資型クラウドファンディング事業者を評価したうえで、
”付き合うべき投資型クラウドファンディング事業者”を、選び抜く必要があります。

私の実際の投資歴にもとづく、おすすめの投資型クラウドファンディング事業者は、こちらです。

私は現在、日本国内23社の投資型クラウドファンディング事業者に、資金を分散投資しています。
そのなかで、本記事においては、3社だけ、ご紹介致します。

おすすめ投資型クラウドファンディング事業者【ひとつめ】

最初にご紹介させて頂くクラウドファンディング事業者は、【クラウドクレジット】です。


引用元:クラウドクレジット

「運用部」や「商品部」とは別に、独立した組織として、「投資管理部」を設けるなど、
投資型クラウドファンディング事業者として、”攻め”の姿勢ばかりではなく、きっちりと”守り”の態勢も整え、
投資家の資金を預かる事業者として求められる安全性を、十全に充たしていこう、という取り組みには、
真摯さが感じられます。

また、日頃から個人的に同社のファンドに出資していて感じるのですが、
クラウドクレジットの場合、なんといっても、世界観が広い。
私が出資したものだけでも、

こちらのファンドのように、東ヨーロッパの金融事業者を支援するものや、
↓↓↓

画像引用元:クラウドクレジット

ロシアのマイクロローン事業者関連のファンドなど、
↓↓↓


画像引用元:クラウドクレジット

”日本”という枠組みに必要以上にとらわれることなく、
”世界”へと打って出よう、という姿勢が、強く感じられます。

投資する私達の立場からすると、
「自宅にいながらにして、国際分散投資」
が実現できてしまうわけで、
投資家冥利に尽きる、有難い話です。
※その分、クラウドクレジットの社内の皆さんは、大変でしょうが…。

また、実際にファンド情報を細かく見ていくと、


画像引用元:クラウドクレジット

上記例のように、償還実績や、為替ヘッジの有無等が記載されているファンドも多く、
投資する側としてはとても助かります。

さらに、クラウドクレジットの場合、
マイクロファイナンス等、社会性・公益性の強いファンドへの出資ができる、というのも、
大きな魅力のひとつです。

たとえば、


画像引用元:クラウドクレジット

こちらのファンドは、ペルーのマイクロファイナンスを支援するファンドです。

自分の出資したお金が、遠い異国で、現地社会をよりよくする仕組み作りに、活かされている、
と思うと、
なんだか、うれしいですよね。

加えて、あの天下の伊藤忠商事が出資している、というのも、安心感ですね。


画像引用元:https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2015/1503021.html

最近ですと、テレビ東京「ガイアの夜明け」への出演でも、話題となりました。


引用元:http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20180116.html

そんなわけで、
私の場合、投資型クラウドファンディングを始めるときに、まずはクラウドクレジットから口座開設を進めましたし、
その後、本日に至るまでの間、たくさんの投資型クラウドファンディング事業者に口座を開いてきたにも関わらず、
なんだかんだ、変わらず、最も多くのお金を出資させてもらってるクラウドファンディング事業者のひとつでもあります。

これから投資型クラウドファンディングを始めよう、という方の場合、
情報収集、という意味でも、まずは手始めに、同社に口座開設をしておくのが無難だと思います。
口座を開設しておくだけなら、お金も勿論かかりません。

とりあえず口座だけでも開いておくかな、という方は、
こちらの公式ホームページからどうぞ。

>>【クラウドクレジット】(公式)

※ちなみに、クラウドクレジットでの口座開設手続きは、ごくシンプルです。
それでも、「初めてでちょっと心配…」という方は、
こちらで別記事をご用意しておきましたので、
必要に応じて、御覧下さい。

おすすめ投資型クラウドファンディング事業者【ふたつめ】

つづいて2社目は、OwnersBook
日本国内の不動産にメインで投資するクラウドファンディング事業者です。


引用元:OwnersBook

どうしても、まとまったお金が必要となりがちな、不動産投資。
これを、”投資型クラウドファンディング”という仕組みを通して、
広く、個人投資家に開放した、という形です。
※本記事執筆時点では、OnwerBookの場合、各ファンドに、1万円から出資が可能です。

ファンドも、いろいろと個性があって、
投資する側としても、なんだか楽しいです。


画像引用元:OwnersBook

↑こちらは、京都の「町屋」への出資です。
古い町屋を改修して、宿泊施設として展開する、という案件。


画像引用元:OwnersBook

↑こちらは港区のマンションへの投資。
個人でゼロから資金を用意して…というと、なかなか敷居が高い、不動産投資の世界を、
なんだか身近に感じさせてくれます。

流石、不動産投資特化型クラウドファンディング、というだけあって、
担保設定も非常にしっかりしている印象があります。

基本的に、担保設定(保全)に対する姿勢については、各投資型クラウドファンディング事業者でバラバラですし、一つのクラウドファンディング事業者の中でも、ファンドによって、細かく異なります。
企業が有する債権(工事代金債権や、売掛代金債権等)に対して、質権を設定する、というファンドもありますし、上場企業による連帯保証(人的担保、とも言います)を設定するファンドもあります。
もちろん、中には、無担保・無保証型のファンドも存在します。

そうした中、OnwerBookに限っては、(少なくとも、わたしの知る限り)必ず、借り手企業の保有する不動産物件に対して、抵当権の設定を行う、という特色があります。

お金を出させていただく側からすると、そのあたりはやはり、安心感に繋がります。

なお、安心感、という点でいえば、
OnwerBookの運営会社であるロードスターキャピタル株式会社は、東証マザーズの上場企業です。
社内の管理態勢の充実度については、既に東京証券取引所の上場審査を通過済、ということです。

実際に出資をする、しない、は別として、
まずは投資型クラウドファンディングスタートの手始めに、
先ほどのクラウドクレジットと併せて、口座開設をしておくといいでしょう。

ぱっと口座だけでも開いておくか、という方はこちらの公式ページからどうぞ。

>>OwnersBook(公式)

ちなみに、OnwerBookのクラウドファンディング口座開設方法についても、
一応、別記事にて紹介しています。
最初の口座開設でご不安な場合は、適宜ご参照下さい。

おすすめ投資型クラウドファンディング事業者【みっつめ】

3社目にご紹介させて頂くのは、SBIソーシャルレンディングです。
その名が示す通り、日本のネット金融の雄、SBIグループが提供する、貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスです。


引用元:SBIソーシャルレンディング

わたしにとって、同社の最大の特長は、他の投資型クラウドファンディング事業者にはない、「常時募集型ファンド」の存在です。
なかでもわたしが好んで出資をさせて頂いているのが、こちらの「不動産担保ローン事業者ファンド」です。


引用元:https://www.sbi-sociallending.jp/

同ファンドの場合、完全なる常時募集ファンドですので、
他の投資型クラウドファンディング事業者の提供する、ごく一般的なファンドのように、
「資金募集は〇月〇日〇時から〇時まで限定!」という制限が、事実上、ありません。
このため、わたしたち個人投資家の手元の資金余剰の状況の応じて、気軽に投資申込が可能です。
※ちなみに、本記事執筆本日現在、1口1万円からの小口投資が可能です。

同ファンドの場合、利回りは、3.2パーセント~4.7パーセントと、投資型クラウドファンディングファンドのなかでは、いささか地味ではありますが、
上述の手軽さはなかなか捨てがたく、
わたし自身、
「ちょっと手元のお金に余裕があるときに、ぱっと(数万円単位で)出資申込をする」
くらいの雰囲気で、気軽に出資をさせてもらっています。

また、SBIソーシャルレンディングの場合、自社の「最新の実績」ページをオンラインで公開する等、情報公開にも極めて積極的です。

本記事冒頭で述べました、大手クラウドファンディング事業者「maneo」の件もあり、
ここ最近、投資型クラウドファンディング業界では、投資家保護の強化、情報公開の拡充、という流れが、勢いを増しています。

そうした流れの中、SBIソーシャルレンディングの情報開示姿勢は、時代に即したものと評価できます。

そんなSBIソーシャルレンディング、
「とりあえず、口座だけでも開いておくか」という方は、こちらの公式ページからどうぞ。

>>SBIソーシャルレンディング(公式)

なお、投資口座開設方法は、他の事業者同様、非常にシンプルですが、
一応、別記事にて、解説をご用意しております。

ご不安な場合、ご一読ください。

おすすめの投資型クラウドファンディング事業者紹介のまとめ

以上、私のリアルなクラウドファンディング出資状況に基づき、
全23社中、3社だけ、ご紹介をさせて頂きました。

ほんの少しでも、ご参考になったのであれば、
管理人として、うれしい限りです。

なお、実際の口座開設の場合は、きちんと公式ホームページからお手続きを為さって下さい。
一応、それぞれへのリンクを下記にまとめておきます。

・1社目
>>【クラウドクレジット】(公式)

・2社目
>>OwnersBook(公式)

・3社目
>>SBIソーシャルレンディング(公式)

ご参考になさって頂ければ幸いです。

なお、投資型クラウドファンディングに関するその他のご質問は、お問い合わせフォームから毎日お受付していますので、
是非お気軽にお寄せ下さい。

それでは、本日はここまで。
また次回の記事にて、お会いしましょう!
拙文に最後までお付き合い頂き、有難うございました。